家族信託を弁護士に依頼するメリット

家族信託の契約に悩まれている人はいませんか?相続問題は、一人で悩んでいても答えが見つかるのもではありません。総合的な専門家である弁護士に相談するのが一番良い方法です。
そこで今回は、家族信託を弁護士に依頼するメリットと費用について解説をします。

家族信託を弁護士に依頼するメリット

家族信託は、比較的新しい制度です。家族信託制度自体に、素人ではまだ知ることができない問題が生じている可能性もあります。経験豊富な弁護士に相談をすることで得られるメリットを確認しておきましょう。

法に則った家族信託の契約書が作成できる

家族信託は、家族間で行う取り決めです。口頭で合意すれば契約は成立します。しかしトラブルを回避するためにも、不動産の管理を任されるときは、契約書が絶対的に必要です。口約束は、家族間の相続の火種になる可能性を秘めています。契約書は必ず作成をするべきです。
弁護士に家族信託を依頼すれば、法的根拠に則った契約書を作成できます。作成した契約書が無効と判断されることもありません。

公正証書の対応もできる

家族信託は口約束で可能な契約、公正証書にする必要はありません。(委託者と受託者が同一の場合は必要)
しかし、契約書を作成する意味は何でしょうか?トラブルにより裁判に発展した場合、正当性を証明するためです。相手が「契約書の偽造」を訴えれば、無効でないことを証明しなければいけません。非常に手間がかかります。
そこで有効な手段が公正証書です。公証人が有効な契約書だと証明をしてくれます。さらに公正証書にしておくことで、無駄な裁判を起こす人の抑制につながります。
個人が家族信託の契約書を作成し公正証書にするには時間が相当必要です。弁護士に相談すれば、一括して任せることができます。

家族信託の契約内容を相談できる

自分の財産に対し、さまざまな希望があります。細かい希望を抱く場合、それが実現できるかなど、弁護士の意見を聞くことは大切です。相続させた妻の死後、土地は孫に管理してもらいたいなど、自分が抱く契約内容を弁護士に相談しましょう。
内容によっては、家族信託以外の提案を受けるかもしれません。弁護士に相談することで、最善の相続対策を選ぶことができます。

トラブルを未然に防ぐ対策ができる

家族信託は、管理する権利を移す契約です。相続の際に生じる遺留分には対応できません。弁護士に相談をすれば、家族信託では対応できない点の相談ができます。トラブルを未然に防ぐことも可能です。

家族信託を弁護士に依頼する費用

次に、家族信託を弁護士に依頼する際の費用を確認しておきましょう。

初回相談の費用

最初に、家族信託についての相談が必要です。相談後、依頼をするか検討をします。
相談に必要な費用は「30分で5,000円~10,000円程度が相場」です。無料で対応してくれる弁護士事務所もあります。無料だから良いといった判断はできませんが、まずは無料相談を行っている事務所から利用をしてみましょう。納得がいく弁護士に出会えなければ、有料の弁護士事務所に相談をしてください。

弁護士に依頼したあとの費用

信託する内容により費用は異なりますが、一般的な相場は次のとおりです。
・財産に不動産がない:20万円から70万円以上
・財産に不動産がある:50万円から100万円以上
財産の評価額で変わってきます。詳しくは、信託したい財産を整理しておき、相談をする際に提示することで費用面も確認しておきましょう。

家族信託は弁護士に相談

家族内で取り交わす家族信託、トラブルは起きないと考えるのは間違いです。相続問題は、家族のきずなを壊す可能性を秘めています。どこでトラブルが起きるなど、当人では想像もできません。
必要なのは第三者の意見ですが、誰でもよいわけではありません。法律に精通している経験豊富な人がベスト、つまり弁護士です。
家族信託を弁護士に依頼すると費用がかかりますが、それ以上の効果が期待できます。まずは相談をするようにしましょう。